2011年07月28日

イングリッド・バーグマン『誰が為に鐘は鳴る』

 今週のBSはバーグマン特集。月曜が「カサブランカ」、火曜が「誰が為に鐘は鳴る」、そして水曜が「ガス燈」でした。
 もっとも、これを知ったのは火曜でしたので、「カサブランカ」は見はぐってしまいました。
 2、3回は見ているし、私は世上言われる程、「名画」とは思えません。ハンフリー・ボガードの代表作でもあるのですが。

 「誰が為……」は、一体何度見たことでしょう。いゃー、バーグマンが可憐だ(もっと素晴らしい褒め言葉を考えなくてはいけませんね)。ソフト・フォカース多用のアップの様々な表情を見ているだけ、うっとりしてしまいます。
 ヘミングウェイ自らがマリア役としてバーグマンを指名したそうです。ヒチコックは「彼女は傑作にしか出ない」なんて、嘆いていたようですが、そりゃあ、グレース・ケリーとなんか比較になりませんよ。もっとも、時代はズレますが、オードリー・ヘップパーン派とバーグーマン派に分かれて「激論」(笑)した記憶があります、いえ、高校の頃ですが……(いえ、ヘップバーンも素敵ですよ(笑))

 さて「ガス燈」は初見でした。
 まさかのヒチコックばりの「ミステリー仕立て」です。バーグマンはこれでアカデミー主演女優賞を受賞。(彼女は3回も授賞しているんですね。)
 シャルル・ボワイエはともかく、ジョゼフ・コットンが刑事役ですからね。だから?、と突っ込まれそうですが……
 まぁ、「霧のロンドン」です。前二作のプロパガンダ映画と違って、純粋サスペンス映画です。
 なんと1944年製作ですよ。

 さて件の「誰が為に鐘は鳴る」ですが、ラストシーン、多分原作通りなのかも知れませんが、「アメリカを……、マドリッドを……、いや、マリアのことなら……」とさらっと訳してました。ここは思い入れたっぷりに、「アメリカのために死ねるか、ダメだ。じゃあ共和国のために……、ダメだ。そうだ、マリア、マリアのためになら死ねる。」という意訳の方がミーハーな私としては好きでした。
 第七旅団ですか、彼が属していたのは……

 怒っても、泣いても、笑っても、澄ましても、可愛い。と付け加えておきます。
posted by 風游 at 23:41| 沖縄 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グレース・ケリーがデビューした時、
「バーグマンの再来」と騒がれたそうです。
知りませんでした。
Posted by 風游 at 2011年09月21日 01:22
アメリカ映画協会・1999年度・スターベスト100で、
ヘプバーンが第一位です!といっても、オードリーではなく、キャサリンの方です!
オードリー・ヘップバーンは3位、我がバーグマンはなんと第4位。

「2位は?」
ベティ・ディヴィスです、「黒蘭の女」の。
うーん、奥が深い。それとも私が浅いのか(笑)

5位・グレタ・ガルボと来て、マリリン・モンロー、エリザベス・テーラーと続きます。

男は、1位がハンフリー・ボガードで、
ケーリー・グラント、ジェームス・ステュアート、マーロン・ブランドと来て、
5位が、何とフレッド・アステアです。
Posted by 風游 at 2011年10月22日 22:16
アメリカ映画協会ですが、「ベスト100」を「アメリカ映画100年」記念として、
1998年に発表していますが、「第三の男」が57位、
「誰がために鐘は鳴る」も「ローマの休日」も、ノミネートさえされていません!

2007年に「10周年エディション」を選出しましたが、
今度は、「第三の男」も外れてました。

ちなみに1位から3位は、
市民ケーン、ゴッドファーザー、カサブランカでした。
1997年は、順位が若干入れ替わっていますが、同三作品です。
(両方とも1位は市民ケーンですが、1997年の2位がカサブランカ=2007年では3位で、3位がゴッドファーザー)

Posted by 風游 at 2011年10月26日 21:39
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