2011年12月08日

『チャイナ・シンドローム』&『ネットワーク』

 昨日は、フェイ・ダナウェイの『ネットワーク』、一昨日がジェーン・フォンダの『チャイナ・シンドローム』と、70年代を代表するハリウッドスター、それも硬派の二大女優の代表作である。(BSプレミアムです。)
 もっとも、フェイ・ダナウェイの方は、1967年の『俺たちに明日はない』が鮮烈なイメージだし、言わずと知れたジェーン・フォンダは反戦反核活動家として全世界にその名を馳せたが、父親との確執を乗り越え(?)、 ヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘプバーン(女優bP!)が夫婦役で競演、共にアカデミー賞主演男優・女優賞を獲得した『黄昏』で、娘役を演じました。彼女は1972年『コールガール』、1979年『帰郷』で2度のアカデミー主演女優賞を授賞しています。

 さて「スリーマイル島原発事故」を予言したとも言われた『チャイナ・シンドローム』(公開されて12日後の1979年3月28日に大事故発生!)は、「チャイナ・シンドローム」という言葉ともに強烈な問題提起を投げかけたし、サスペンス映画としても上質な作品に仕上がっていた。ただ、原子力とは、核と同じく人類にとっての制御不能な代物である、というメッセージはどれほど伝わったか。
 ただ、この作品のプロデューサーが、カメラマン役で出演していたマイケル・ダグラスだとは知らなかった。もっとも1975年の『カッコーの巣の上で』も彼はプロデューサーとしてすでにアカデミー作品賞を受賞していたようだ。(個人的には、キャサリン・ゼタ=ジョーンズのファンですが(笑))

 問われるべきは、巨万の富の源泉としての原子力発電を生み出した資本主義の宿痾であろう。とすれば、この災厄は、テレビをも巨万の富の道具として、殺人も簡単にやってのけることと同義である。フェイ・ダナウェイの『ネットワーク』は、病めるアメリカをも照射していましたが、二夜連続で、ハリウッドの、こうした佳作を送り出す底力を垣間見て、堪能した、というところですかね。

 『ネットワーク』の方は、ウィリアム・ホールデンとの「色恋沙汰」も、しっかり見所ではありました(苦笑)。
 閑話休題。フェイ・ダナウェイ35歳・ウィリアム・ホールデン58歳。『エントラップメント』でキャサリン・ゼタ=ジョーンズ30歳・ショーン・コネリー69歳。だから、どうだと言うわけではありません。

posted by 風游 at 00:33| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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