2016年01月13日

『オリエント急行殺人事件』

 11日が『オリエント急行殺人事件』で、12日が『ナイル殺人事件』である。
 去年の正月、三谷幸喜版(二夜連続で、第一夜が原作の前半のリメイクで、第2夜は三谷オリジナルの前日談と原作の後半=謎解き)を観て無性にシドニー・ルメット監督のオリジナル版を観たくなった。それに、初見の時は、豪華キャストのあれこれに目を奪われ、イングリッド・バーグマンを「見失った」! バーグマンファンとしては面目次第もない! その他大勢の一人(まぁ、豪華キャストですから、ショーン・コネリーだってその他大勢)として、埋もれてしまうほどの「名演技」なのです! だからこそアカデミー助演女優賞を授賞していたと言うではないか! 

 若い友人と一緒に鑑賞していたのだが、マザコン気味のアンソニー・パーキンスを指して「どうも、『サイコ』のイメージが強すぎて、俳優としては損だなあ」と、つぶやいていた。それを聞いていて唐突に思いだした。そうだ、ヘクターが、最後の脅迫状(最終通告状?)を不用意にも焼き棄てたことが引っかかっていたが、三谷も同様だったのだろうか、馬場舞子に幕内平太(ヘクター・マックイーン)を叱責させていた。
 もう一つ、ラチェット・ロバーツ(被害者であり、極悪人)役のリチャード・ウィドマークを、60年代テレビ映画で人気を博した『秘密指令』のNATO秘密諜報員ジョン・ドレイク役のパトリック・マッグーハンと取り違え、如何に『秘密指令』(その次の『プリズナーbU』も)が面白かったのかを力説してしまった(汗)ので、まあ恥ずかしい失態であったわけだが。件の友人は、リチャード・ウィドマークそのものを知らなかった(苦笑)。

 本作に戻れば書きたいことは山ほどあるが、とりあえずルメット版と→三谷版の配役一覧を。

●ジーノ・フォスカレッリ(デニス・クイリー)【原作アントニオ・フォスカレッリ】
 →1号室 保土田民雄(藤本隆宏)
●エドワード・ベドウズ(ジョン・ギールグッド)【原作:エドワード・ヘンリー・マスターマン】
 →1号室 益田悦夫(小林隆)
●ヘクター・マックイーン(アンソニー・パーキンス)
 →2号室 幕内平太(二宮和也)
●ヒルデガルド・シュミット(レイチェル・ロバーツ)
 →3号室 昼出川澄子(青木さやか)
●メアリー・デベナム(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)
 →4号室 馬場舞子(演 - 松嶋菜々子)
●グレタ・オルソン(イングリッド・バーグマン)
 →4号室 呉田その子(八木亜希子)
●アーバスノット大佐(ショーン・コネリー)
 →5号室 能登巌(沢村一樹)
○エルキュール・ポアロ(アルバート・フィニー)
 →6号室 勝呂武尊(野村萬斎)
○ラチェット・ロバーツ(リチャード・ウィドマーク)
 →7号室 藤堂修【「笠健」こと笠原健三】(佐藤浩市)
●ハリエット・ベリンダ・ハッバード夫人(ローレン・バコール)
 →8号室 羽鳥夫人【名は典子】(富司純子)
●ルドルフ・アンドレニイ伯爵(マイケル・ヨーク)
 →9号室 安藤伯爵(玉木宏)
●エレナ・アンドレニイ伯爵夫人(ジャクリーン・ビセット)
 →10号室 安藤伯爵夫人(杏)
●ナタリア・ドラゴミノフ公爵夫人(ウェンディ・ヒラー)
 →11号室 轟侯爵夫人【名はナツ】(草笛光子)
●サイラス・“ディック”・ハードマン(コリン・ブレイクリー)
 →12号室 羽佐間才助(池松壮亮)
●ピエール・ミシェル車掌(ジャン=ピエール・カッセル)
 →三木武一(西田敏行)
○コンスタンティン医師(ジョージ・クールリス)
 →須田(笹野高史)
○ビアンキ(マーティン・バルサム)【原作:ブーク】
 →莫(高橋克実)

posted by 風游 at 19:39| 沖縄 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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